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魔法少年ロジカルなのは6-4(4)

机に広げられた真っ白な布の上に分解されたバルディッシュの細かなパーツが並べられている。自己修復自己調整の機能を持っているとは言えメンテナンスが欠かせないのは銃器や刃物と大差ないのだ。レイジングハートとの激しい打ち合いは毎回少なからぬ歪みを生んでいたが、近頃はフェイト自身の負傷が酷くろくな調整も出来ていなかった。「全部終わったら一回専門家にオーバーホールしたほうがいいかもしれないね」フェイトは呟くよ...

魔法少年ロジカルなのは6-4(3)

こうして変貌を遂げたフェレット、ユーノの尻尾を掴みなのはは部屋を出た。行ってきます、と2人に告げて。「いっちゃったわね」「……そうだね」アリサは床の上に転がっていた消しゴムを拾い上げて蛍光灯にかざした。種も仕掛けも無い破壊の跡がよく見える。「魔法なんてものがほんとにあるなんて流石に驚いたわ。なのはもつくづくわけわかんないものに首を突っ込むっていうか……あーもう、まだ信じきれない」「仕方が無いんじゃない...

魔法少年ロジカルなのは6-4(2)

以前店に現れた女の子、フェイトとはその危ないけど価値があるものを奪い合う関係だと言うことも話した。まるっきりの一般人には精神を疑われてしまいそうな話だが桃子は夫を通して少しだけ、そういった常識が通用しない世界があることを知っている。困惑もないではなかったが、我が子が嘘をついていないということだけはすぐに確信することが出来た。「危ないことだけど、あんな物を放っておくわけにも行かないの。私は一応それだ...

魔法少年ロジカルなのは6ー4(1)

仇敵の殲滅を心ゆくまで鑑賞したあと、うきうき気分のなのはを現実に引きずり降ろしたのは「魔法のことはお母さんに話すの?」という2人の言葉だった。今まで秘密にしていたことだけで報復が恐ろしい限りだが、明日から時空管理局にお世話になることも激しい反応が予想された。桃子は過保護なのだ。何処からか嵐のような反論が予想されるが、本質的には紛れもなく過保護だった。遅くまで外出するのに怒るのも秘密の行動に怒るのも...

魔法少年ロジカルなのは6-3(6)

「おりゃおりゃおりゃおりゃ!」「あふ、は、あはははははははははははは! ご、ごめ、やめっひ、ぁははははははははは!」「え、なに? 聞こえないよぉ」「だからっ、くすぐるのぉ、やみゃいははははははは!! ちょ、ちょっとアリサちゃん、どこに手をいれてっあはっははははは!」それから永遠とも思える時間が過ぎ、やっと2人に解放された時、なのはは息も絶え絶えだった。スタンガンとはまた別の意味で拷問だ。悶えるなの...

魔法少年ロジカルなのは6-3(5)

「こんのバカッ!」「ひゅやぅ!?」肩を突き飛ばされ仰向けになった上に、アリサがマウントポジションでほっぺを抓り上げてきた。「このこのこのこのこの!」「い、いにゃいにょ、いにゃいいにゃいいにゃい~!」なのはの顔が伸びる伸びる。「手伝わないで欲しい~? 私たちが役に立たないってこと!? はん、なのはも偉くなったもんね!」「ふぇ、ふぇつにほういうつもりひゃ(べ、別にそういうつもりじゃ)……あうっ!」アリサ...

魔法少年ロジカルなのは6-3(4)

「……でもなのはちゃん、具体的に魔法ってどういう事ができるの?」話が出来るほどになのはが回復したと判断したのか、すずかはなのはの両足を掴んでズルズルと自分たちの傍に引きずり、訊ねた。深刻なダメージを回復するためにこのまま寝てしまいたい気分だったが、それは敵うはずもないので仕方なしに起きあがる。「どういう事、かぁ。私もまだ詳しい訳じゃないからよく分からないけど、私の場合はビームみたいなのを発射できるか...

魔法少年ロジカルなのは6-3(3)

「魔法かぁ」「信じられないけど、信じるしかないわね……」頭をボッバヘッという感じにしてベッドの上に突っ伏すなのはの横でその犯人2人組がしきりに頷きあっていた。拷問と尋問の中間点のようなかろうじて尋問と言える所業の結果、なのはが吐き出したその単語はそこらの大人が聞いても鼻で笑って相手にしない様な物だった。明晰な頭脳と子供特有の思考の柔軟さを併せ持つ2人も初めはそのことが信じられず、なのはがふざけている...

魔法少年ロジカルなのは6-3(2)

カップ酒二本が転がってるよアヒャヒャ!!!……いろいろとテンションが変ですが、やっとこさコメディータッチのノリが取り戻せて来たような気がします。でもちょっと外してるかもしれないのでそこら辺はご愛嬌。テヘ(#´∀`)≡⊃)∀`)・:……えー、最近シリアスばかりだったので大きく色を変えたり。今後はしばらくこのテンションで行きたいなぁ、とか。っつーかシリアスじゃちっとも筆が進まなくなりました。やっぱり俺にシリアスは無理...

魔法少年ロジカルなのは6-3(1)

絵を描いた後に小説を書くと頭の中にアニメが浮かぶ俺は幸せ者かもしれない。でもなんか脳内声優のテンションがおかしい。かもしれない。本編どうぞ↓――――――――――――――――――――――――――――――一番頼りにしていた『夕食おしゃべり』要塞は予想外に早く8時を過ぎた辺りで陥落し『お片づけ手伝い』防衛線は桃子主婦師団の援軍によって突破された。最後の悪あがきとしてジュースを運んでいるが、これも階段を上り終われば終わりだ。懐かしの牛歩...

1日1000hit達成。

自分のブログのヒット数を確認する奴のブログほど面白くないことが多い、というのは私が常に自分に言い聞かせていることなのですが、やはり気になるのが人情というモノ。毎日チェックしております。そして先日、遂に1日1000HITを達成!!!ブログを開設して早10ヶ月。最初は小説紹介で始まったのにニュース系に変わったかと思えば途中で小説に転向という、ジャンルも定まらぬまチョロQのごとくうろちょろしている内にそれだけ経...

魔法少年ロジカルなのは6-2(5)

「……ふぅ」帰還してから電気も付けずずっと魔力の回復に務めてきたかいあって(といってもじっとしている以外ないのだが)、魔力も八割方回復してきた。これから眠って回復する分も含めれば次の戦闘には久しぶりに全力で当たれるだろう。だが先の見通しは明るくない。敵に時空管理局までが加わり戦力差は考えるのも嫌なほどに広がっている。「だめだよ、時空管理局まで出てきたんじゃ、もうどうにもならないよ! 逃げよう、二人で...

魔法少年ロジカルなのは6-2(4)

「それは勿論。信頼してるよ。アースラの切り札だもん、クロノくんは」当たり前のように向けられるその信頼が胸の奥底をちくちくとつつくのだ。ばつが悪くなってモニターから顔を背け、そうして視界に入ったドアが開く。リンディだった。「あ、艦長」「うん? それは……ああ、あの二人のデータね。本当に凄い子達だわ」「はい。末恐ろしいとはこういう事を言うのかもしれない」「あの子達、なのはさんとユーノ君がジュエルシードを...

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Author:館長
住所・東北出身東北住まい。

職業・学生かも知れないし社会人かも知れないしNEETかもしれな(ry

趣味・読書、ネット巡り、雑学収集、アニメ鑑賞等々。

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