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魔法少年ロジカルなのは9-5(2)

「大切な何かを失うことが。あの子が死んじゃった時の心の痛さが今でも忘れられないんだ。腕が折れた比べ物にならない……まるっきり別の痛み。あんなの二度と耐えられない」それまで表情を変えなかったなのはが僅かに眉をひそめ、目を自分の右手に落とした。手のひらの皮は何度も再生を繰り返しごつごつと堅くなってしまってる。「それから私は自分の弱さに我慢できなくなった。いつまたあの痛みを味わうかと思うと不安で仕方がなか...

魔法少年ロジカルなのは9-5(1)

「目が覚めたときには病院だった。公園を散歩してた人たちが見つけてくれたんだって。左腕は完全に骨折してたけど、おかげで頭は脳震盪だけですんだよ」なのはは他人事のように、しかし確かに事実を感じさせる生々しい言葉で過去を語った。まるで本でも読んでいるようだとアリサは思った。「そしてあの子は死んだ」大切な存在が消えていったことを口にしたときも、その印象は変わらなかった。「……その子を殺したやつらはどうなった...

魔法少年ロジカルなのは9-4(7)

「や、やめっ……ごぶっ!」確実に戦意を削ぐために更に二度殴り、最後に手を組んで振り上げて眉間に叩きつける。後頭部が地面に激しくぶつかり、少年は意識を失った。残るは一人。なのはは燃え盛り続ける感情に任せて背後に振りかえり、「う、うわぁあああああ!!!」叫び声と共に襲い掛かってきた何かがなのはの頭を刈った。一瞬意識が飛び、そして戻った時には目の前に地面があった。ぐらぐらと頭がゆれる。目の奥がチカチカする...

魔法少年ロジカルなのは9-4(6)

「あがっ!?」少年は反射的に目を閉じたがいくつかの砂塵が眼球に接触sた。経験したことのない痛みと一時的に視覚を失ったことによるパニックで、彼はその場にうずくまった。これで二人目。これでさすがに奇襲は打ち止めだった。残った二人は突然のなのはの行動に驚愕しつつも行動を開始する。「て、てめぇっ!」一人はバットを構えなおし、一人はがむしゃらになのはを蹴りつけた。腕を交差させて蹴りを受け止めたなのはは、その...

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Author:館長
住所・東北出身東北住まい。

職業・学生かも知れないし社会人かも知れないしNEETかもしれな(ry

趣味・読書、ネット巡り、雑学収集、アニメ鑑賞等々。

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