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魔法少年ロジカルなのは がいでん

ごくり、と口の中に溜まった唾を飲み込む。
先生がなんか言ってるけど全然聞こえない。むしろどーでもいい。
いつ授業が終わるか、そればかりが気になって時計をちらちら見てしまった。
さっきと十秒も進んでない。

「……」

シャープペンはただ握っているだけ、教科書はただ開いているだけ、ノートは白紙で頭は空っぽ。
聞こえるはずのない秒針を進める音が、教室に響き渡ってるみたいだった。
授業が終わるまであと二分。その二分が来て欲しいような欲しくないような、微妙なむずかゆさがやなかんじだ。

キーンコーンカーンコーン

「じゃあ、今日の授業はここまで」

チャイムが鳴って先生が授業を締める。
先生が教室を出ていってすぐ、教室の空気ががらりと変わった。
表面上は特に変化はないけど、何人かの動きがそわそわと落ち着かなくなる。

「ほら佐々木さん、行ってきなよ!」
「宮本君が待ってるよ!」
「うん……でも……あんまり美味しく出来なかったし……」
「味なんて飾りです! 偉い人にはそれがわからんのです!」
「そ、そうかな?」
「佐々木さんのその清純系の魅力を前面に押し出せば宮本君とて軽く陥落できる! あえて言おう、萌えであると! 圧倒的じゃないか我が軍は!」
「よ、よく分かんないけど……頑張るよ」

友達数人と恵美の一際ハイテンションな応援を受けて、佐々木さんは顔を真っ赤にしながら教室を出ていった。
ま、あの二人に関しては心配することもないでしょ。

「ふっふっふ。それでアリサちん、君は結局どうするのかね?」
「いい加減私の名前の呼び方統一しなさいよ」
「そんなことは些事だよアリサ君。さぁさぁ、チョコは持ってきた?」
「あんたもくどいわね。持ってきてないわよ」

とたんに恵美は不機嫌な表情一色に染まった。
口を尖らせて「えー」とか言ってくる。むかついた。

「空気読みなさいよ。ノリ悪いわねあんたも」
「ノリでチョコあげてたまるか!」

駄目ね。そういわんばかりの表情で恵美は両手を天秤のように上げ、首を左右に振った。
「oh,no」ってな顔だ。

「あんたねえ、普段想いを伝えられない子がノリであげられるようにするのがバレンタインデーでしょ? 別に悪いことでも何でもないわよ」
「……そ、それでもよ!」
「まぁ私がとやかく言うことじゃないけどね」

恵美はそう言いながらも、不適な笑みを浮かべながら鞄に両手を入れて中を探った。
そして鞄の中から、いい感じに包装された箱を取り出す。
赤系を中心として配色されたそれはどう見ても……

「私は持ってきたよ、チョ・コ・レ・イ・ト♪」
「うそ……」
「もちろん、高町くんにね。今回は他の高町なんてオチはないからね。間違いなく高町なのはくんに。さ~て、あげてこよっと」

恵美は私に箱を見つけるようにしながら歩き出す。
その歩く先には……鞄に教科書をしまっているなのは。

「ちょ、待ちなさい!」
「えー、もう、なんなのよ」
「だから、その、あれよ……」
「な~に?」

恵美のにやにや顔が鼻先まで迫る。
この恋愛ハゲタカは私からなんとしても自分好みの言葉を引き出したいようね。
「なのはは私の物」「なのはに触らないで」とか、そこら辺は予想できるけど、そんなこと言った日にはこの学校に通っている間おちょくられ続けることは目に見えてる。下手すれば、一生。
人の噂は七十五日ということわざがあるけど、恵美に限っては百倍しても足りない。
恵美の噂は七五〇〇日以上。

……

頭が痛くなってきた。

「あんたも良い性格してるわね……!」
「なんのことかな?」

あくまでもしらばっくれるつもりなのねこのタヌキ。
でも口の勝負になったら、私は恵美にかなわない。
昨日だって反則技を使って勝っただけだし。

でも……だったらもう一度反則技を使えば済む話!

「……仕方ないわね。行きなさいよ」
「え?」
「確かに私には止める理由はないわ。ほら、あげてきなさい」
「う、うん。わかった」

恵美は怪訝な顔をしながらも、再び歩き出す。
そして私に、その無防備な背中を晒した。
ふっふっふ、甘いわ!

「はぐぁ!?」

首に手刀一発。

「は、計ったな……! アリ……サ……」

全身から力が抜け、恵美は崩れ落ちた。
抱き留めるために脇に手を入れる。

スルッ……ゴツン

「あ」

入れようと思ったら手が滑っておでこを机の角に激突させたりしたけど、まあ、うん、あれよ。不可抗力。
糸の切れた人形みたいになった恵美を引きずって、ロッカーの中に隠す。
この前やった蛇のおじさんのゲーム通りにやってみたけど、なんだ、案外簡単じゃない。

「ねえ、桜。恵美なんか寝ちゃったみたいだから起きるまで見ててくれない?」
「は、はい!」

近くでビクビク震えていた恵美の友達に後を任せ、私は鞄を机の脇からとった。
邪魔者はもういない。あとはなのはを誰もいないところに誘い込んで……

「……あれ?」

すぐそこに居たはずのなのはは、いつの間にか教室の中から消えていた。
さっきまでなのはがいた場所には、にこにこ顔のすずかがいるだけだ。
すずかは私に気付いて駆け寄ってきた。

「えへへ、なのはちゃんにチョコレート、ちゃんと渡せたよ?」
「そ、そう」

私と恵美が争っている内にすずかに一人勝ちされたみたいだ。なんか悔しさがこみ上げてくる。
でもこんなことで落ち込んでいる場合じゃない。
そう、私もなのはに用があるのよ。

「あのさ、なのはどこに行ったか分かる?」
「なのはちゃん? クラスのみんなに作ったチョコレートをそこに置いて、他のクラスにも配るからって行っちゃった」

すずかは教壇を指す。
いつもは先生が教鞭をふるうはずのそこには、箱詰めされたチョコに群がるクラスメイト(男子(しかもチョコもらってない)限定)の姿が。

「あいつ男でしょ? なんでチョコ作ってきてるのよ」
「『思わず作っちゃった』だって」
「……なのはらしいわ」

でも『思わず』で作ったなんてなんかむかつく。
こっちはさんざん悩んだ末に夜遅くまでかかって寝不足だっていうのに。

「で、味はどうなの?」
「食べてみれば分かるよ。はい」

すずかはそう言って、私にチョコを差し出した。
さすがすずかだ。ちゃんと私の分を取ってくれているなんて気が利くじゃない。
ってか、それにしても……

「なんか見かけからして……」
「凄いでしょ?」

なのはのチョコは糸状のチョコを布みたいに重ねているものだった。
落ち着いた色合いだけど、なんとも高級そうな雰囲気があふれ出ている。

「なんか……気合い入れすぎじゃないの、これ」

ぼやきながら口に放り込む。

「うわ、おいし……」

甘すぎず、それでいてビターの苦みもない、凄く柔らかい味がした。

「甘すぎるのは駄目だけど、子供は苦みをたくさん感じちゃうからビターも駄目。だから丁度いい甘さにするのに苦労したんだって。やっぱりなのはちゃんは凄いよ。私もちょっとは自信作だったけど、やっぱりなのはちゃんには適わないな~」
「あいつ……こんなの作るからチョコもらえないのよ」

なんの意外性もなく見かけ通りに美味しいチョコだった。とてもじゃないけど『思わず』で作れるレベルじゃない。
こんなのを作られたら渡す方の立場はない。
なんのつっかえもなく渡せるなんて、それこそすずかぐらいなものだろう。

「アリサちゃんは結局どうしたの?」
「私? バカね。持ってきてるわけないじゃない」
「なんで? アリサちゃんがあげたら、なのはちゃん喜ぶと思うんだけど」
「そ、そんな義理ないわよ。……あ! 今日は私用事があるから先に帰るね!」
「あ、ちょっとアリサちゃ……」

返事も聞かないで廊下に出る。
チョコをもらえた男子、リアルタイムでもらっている男子、もらえずに世の中に絶望して窓から飛び降りようとして友達に止めてもらっている男子。
悲喜交々な人間ドラマが展開されていた。
もう放課後だから、これがラストチャンスだ。渡される方も、渡す方も。

「せっかく作ったんだからね。渡さなきゃ損だから渡すのよ。うん」

目立たないように、目だけで辺りを見回しながら廊下を歩く。
この学校は案外大きくて、同じ学年だけでも8クラスはある。
その中でなのはを探すのはそれなりに大変……

「うぉぉぉおおおお!」
「なのはぁぁぁああああ!」
「なのは! なのは!!」
「ジークなのは!!」

……でもなかったみたい。

一際騒がしいクラスに顔をのぞかせる。
教壇を取り囲むように男子が詰め寄っていた。

「ちょ、ちょっとみんな?」

その中心になのはがいた。あまりの盛り上がりぶりにかなりとまどってるみたいだ。
相変わらず男子の制服が世界一違和感がある男子ね、あいつも。

「学校という閉鎖社会で乾ききった心を癒してくれてありがとう!!」
「ああ……! うまい、うまいぞぉ!!」
「なのはぁ!!」

輪の外にいる女子達は、そんな男子達に冷めた目を向けていた。
なのはにだけは同情の目線、だろうか。なんか熱っぽい視線もある気がするけど、気のせいだ。
気のせいったら気のせいだ。

「ちょと……みんな、離して……」
「なのは万歳! なのは万歳!」
「マンセーマンセー!」
「いい加減に……」
「なのはは女神だ、女神だー!!!」
「おおー!!」

その言葉を聞いた瞬間、なのはのほっぺたが引きつった。

「私は……」

帯をむすぶ時みたいに、両手を腰の辺りで構えて力をためる。
周りの男子達は、なんか気付いてないみたいだけど。

「女神ばんざーい!」
「神の恵みに感謝を!」
「あぁ女神さm」

「男だってばっ!!」

「「「ひでぶっぁ!!!」」」

人垣が吹っ飛んだ。
女の子というのはなのはにとっての禁句だ。手加減なんかしない。
一番近くにいた茶髪の男子が空中で縦に一回転して、机を巻き込みながら倒れた。
右にいた特徴のない男子は真後ろに飛んで、ベランダのガードにぶつかって動かなくなる。
残りは放射状に飛んで、周りの男子を巻き込みつつ転がった。
教壇の上に置いてあった紙袋をとる。

「もう。女の子っていうのは止めてって言ってるのに」

倒れた男子達をまたぎながら、なのはが教壇から下りてきた。
あ、いま踏んづけたわね、あいつ。

「反応過剰じゃないの?」
「そんなこと言っても、あんな風に言われるとつい……誰?」
「私よ、私」
「なんだアリサちゃんか。なんでここに?」
「べ、別に……ちょっとうるさかったから寄ってみただけよ。何やってんのよあんた。新興宗教みたいだったわよ」
「そんなつもりはなかったんだけど」

苦笑いするなのは。
この分だと自覚はないみたいね。だから余計にたちが悪いってわけで。

「あんたねぇ。私たちが小学二年だからまだいいけど、これが血に飢えた高校生だったら大変だったわよ。世の中にはそう言う趣味の人もいるんだから」
「それなりに鍛えてるから大丈夫だけど、一応気を付けるよ」

その時、床に転がっていたチョイデブ男子が一人、なのはの足にすがりついてきた。

「なぁぁのぉぉはぁぁたぁぁあんんん!」

まるでゾンビだ。かなり気持ち悪い。
そんなチョイデブに対して、なのはは私に苦笑を向けたままで側頭部に蹴りをいれた。「ぽぐぅ!」とか悲鳴を上げてのたうち回るチョイデブ。

「な、なのはぁ、もっと蹴ってぇぇぇえええ!!!」

ぶるんぶるんしてる腹の肉に、もう一撃。

「プギィ!!」

そしてチョイデブは動かなくなった。口の中から言葉に表しにくい液体が流れ出てるけど、なのはにとっては想定内みたい。
何気に酷いコトするわね、あいつも。

「じゃ、アリサちゃん、帰ろっか」

数秒前にやっていたことは少しも感じさせないようなさわやかな雰囲気で、なのはは笑顔を私に向けた。

「もういいの?」
「うん。チョコは全部配ったし」
「でも、まだチョコそんなにあるじゃない」

私はなのはが持っている紙袋のことを言った。
さっきまで分からなかったけど、なのはが朝から持ってきていたアレはチョコレートの入れ物だ。
学年全員分配ったなら空になってるはずなのに、紙袋はまだぱんぱんだった。

「ああこれ? なんか配ってる内にみんなから貰っちゃって……結局最初より増えちゃった」

紙袋の中身を見せてくるなのは。
そこにはデパートのチョコ売り場顔負けにチョコが詰まっていた。
ちっちゃいのから大きいのまで、隙間なくぎゅーぎゅー。
くっ……恵美と話してる内にこんなことにっ!!

「アリサちゃん、なんでそんな怖い顔してるの? なんか怒ってる?」
「そ、そんなことないわよ」
「でも……」
「うるさいわね! ほら、さっさと行くわよ!」

私の後を追いかけてくるなのは。
凄く重そうな、チョコの入った袋を抱えて。

あーもう。どうしてなのはってこう……

……はぁ……



――――――――――――――――――――――――――――――



夕暮れ。雲も、道路も、建ち並ぶ家も、全部赤いフィルター越しに見える。
落ち込んだ気分をさらに突き落としてくれる風景に、思わずため息が出た。
辺りはかなり冷えこんでいる。息は白くなって、すぐに消えた。

「にしても寒いわね。鮫島を呼べばよかったわ」
「そう? 私は歩いて帰るのもいいと思うな」

なのはを挟んですずかが言う。

「確かに一日小学校の中にいて、その後に車って言うのも確かに息苦しいけど、こう寒いとあんまり外に出たくないのよね」

確かにねー、となのはが笑った。その口から出る息も白い。

「なのはは寒くないの?」
「私は少しは鍛えてるから、寒さには強いかな。夏はちょっと苦手だけど」
「あんたの部屋はエアコンあるじゃない」
「あるにはあるけどパソコンの廃熱で全然効果がないんだ。窓を閉めるとすぐにサウナになっちゃうから、開き直って窓全開でやることにしてるよ」
「あ、分かる分かる!」

パソコンの言葉が出た瞬間、すずかが食いついた。
普段は積極的に自分から話そうとしないやつだけど、パソコンとか機械の話題が出るとせきを切ったようによくしゃべる。

「そのくせパソコンは水冷式とかいろいろ試しちゃうんだよね」
「そうそう! どっちかっていうとパソコンの方が贅沢だよ」
「私この前、液体窒素貰ってオーバークロック試してみたんだ」
「ちょ、すずかちゃん、どこからそんなの貰ってきたの!?」
「えへへ、ひ・み・つ」

二人が会話に夢中になっている間に、鞄の中からアレを取り出す。
黒板消しくらいの大きさの茶色の箱。私は作るなんてこと出来ないし、挑戦する勇気もなかったから、用意できたのは普通に売っているチョコだ。ちょっと高めの。

「はぁ……」

もう一回ため息。
蹴ったり殴ったりは遠慮なくできるのに、なんでこういうときだけは無性に恥ずかしくなるのか分からない。

でもこのまま渡さないのはもったいないから、なのはの持っている紙袋にそっと入れることにした。
なのはは私側、つまり左手で紙袋を持っていたし、完全にすずかとの話に意識を持っていかれていたので、拍子抜けするくらいあっさりとチョコは私の手から放れた。
山ほどのチョコの上にのっかる、私のチョコ。なんていうか、あっけなかった。




これでバレンタインデーは終わり。




そうやってけじめを付けて、私は二人の会話に入ろうと……

「あ、そうだ」

突然なのはが鞄を開け、なかをごそごそ探り始めた。

「どうしたの?」
「二人には別なのを用意してたんだけど、危ない危ない、忘れちゃうところだった」

「あった!」嬉しそうに掲げられたなのはの手には、私のチョコと同じくらいの大きさの箱が。

「はい、二人とも。開けてみて」

渡された箱を手にすずかと顔を見合わせて、視線を箱に戻す。
ゆっくりと開けて、中を見た。

そしてしばらく呆然。

「これ……」
「……チョコ?」
「そうだよ。やっぱりみんなにあげるのと二人にあげるのが一緒じゃ、ちょっと失礼だしね」

中に入っていたのは板状のチョコの上に、ビー玉みたいな丸いチョコとか、縁をおおうオリーブみたいなチョコとか、凄い細かさの花みたいなチョコとか、そんないろんな形のチョコが乗っているものだった。
形だけじゃなく色もとりどりで、白はもちろんイチゴっぽい赤なんかもある。

「……なのはちゃん、これ、ちょっと凄すぎないかな?」
「えへへ、自信作。喜んでもらえれば嬉しいけど」
「で、でも、私はお礼なんてできないわよ?」

さすがにこれを貰ってばっかり、なんて気が引けた。
でも、なのはは笑顔で首を横に振る。

「いらないよ。私が今まで受け取ってきた楽しさへの感謝だもん」
「楽しさ?」
「うん。ほら、そこにも書いてあるでしょ」

なのはがチョコの真ん中を指さした。
そこにはホワイトチョコで英語の筆記体が書かれている。

「"For my real friend"……」
「”私の親友へ”、ってね」
「なの、は……」
「だからお礼はいらないよ」

そういって、にこりとなのはは笑った。

やば。こいつ、ちょっと格好いい。

「私、なのはの親友なのかな」
「私はそう思ってるけど……違うかな?」
「ううん。私も親友だと思ってる」
「あ……よかった。私達、親友だよね。うん」

やば。こいつ、おまけにちょっと可愛すぎ。

「でも……」

頭がぽーっとしてる。さっきまで寒かったのにぽかぽかしてきた。
なのはの周りに、なんだろ、きらきら星が見える。

「それじゃあちょっと、足りない……」

待って、私、何言おうとしてるの?
足りないって何が? 親友じゃ足りないの?

「私、もしかして……」

もしかして、何!?
待って待って待って、私たちはまだ小学二年、そう言うのって早いんじゃないの!?
日本人ってそう言うのは欧米に比べて遅れてるんじゃなかったの!? それってガセビア!?



あー、でも……言っちゃおうか、な。



「なのは、あんたのこと「凄い、なのはちゃん、これ凄い!!」
「でしょ? 結構苦労したんだ~」
「この花とか、一体どうやって作ったの!?」
「さすがすずかちゃん、目の付け所が違いますね。そこは一番大変で……あれをこうしてこうやって……」
「うんうん……うん……うわ、凄い!!」

……



あーあー。うん。なんでもない。私はなにも考えてなかった。記憶からデリート。むしろデリシャライズ。あれ? イニシャライズだっけ? どうでもいいか、そんなこと。
親友で足りないからってね、あれは違うわよ。友情はいくらあったって友情だもん。
XaはaがいくつになってもXの倍数だもん。
数学的にも証明されているのよ。今からこれ、バニングスの方程式って命名。うわーすごーいわたしノーベル賞ものじゃない!

……一時の気の迷いよ、気の迷い。幼いころは感情の動きが激しいだけ。
自分に言い聞かせて、深呼吸。

「……よし」

だから今日から、私たちは親友"以上"。

そんだけ。決定。












言い訳、もといあとがき。

まず近況報告。英検準二級、筆記、受かりました。
受かりましたので、二次試験の勉強してました。面接の。
んで、本編の続きがかなり滞っていたので、久しく見ていなかった本編を読み直してモチベーションを高めることにしました。
んで、気付きました。


バレンタインデーSS前編


あれ? 後編は? と。
投稿したはずだよなと思いつつ探してみても、ない。ない。ない。

マジカヨ...orz

ってな状態でした。


言い訳です。言い訳なんですが、せめて遅れた理由くらいは報告する義務があると思い。


さっさと本編書いてきます。
どうか、どうか見放さないでやってください。


では。



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