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魔法少年ロジカルなのは2-4

「ここからなら……! レイジングハート、目標は前方の巨大樹木。ジュエルシードの位置を特定」
『Hold on,please...terget rock』

こちらの媒体は一人の少年と少女だった。互いに抱き合うような形で木の根に包まれている。
顔には見覚えがあった。サッカーの試合にいた同じクラスの佐々木君と宮本さんだ。
思い起こせばあの時嫌な予感がした。したが放っておいた。ただ単にジュエルシードと確信できなかったが、それだけではない。
無意識の巻き込まれたくないと言う願望がなのはの感覚を、推測を曇らせたのだ。

(あの時回収していれば……)

関わりたくないと避け続けた結果がこれだ。
自業自得だけならまだ自嘲だけですむものの、あろうことかアリサとすずかを巻き込んでしまった。もはや自分の一部となっている二人を危機にさらした屈辱と自責で唇をかみ締める。つぅと血があごを伝い、地面に落ちた。

(もう、無関係じゃいられない、か)

そこで終わり。壁に頭を叩きつけるとか、きついしごきを兄に要求するとか、そう言う罰は全てを片づけてからでいい。
レイジングハートに次の命令を下す。

「シューティングモードへ移行」
『Change to shootingmode』

ガチャン、ガチャンと金属音を響かせながらレイジングハートは姿を変えた。縦に伸び、先端の突起が排気穴をのぞかせる。魔法の杖とは思えないほど無骨で機械的な動作だ。
なのははもうレイジングハートを杖と思わないことにした。これは総合的な先頭補助機械だとイメージしていたほうがしっくりくる。ユーノもレイジングハートのことをデバイスと呼んでいた。
もうまともにファンタジーの魔法使いを楽しめる自信がない。
だが射撃が成功するかという不安は浮かんでこなかった。

「誤差修正は任せるよ。発射カウント、3、2、1……ファイア!!!」

信じられない光量がレイジングハートからあふれた。排気穴から吹き出た魔力の残滓となのはの全魔力の25%。その差分が一条の光となって一直線にジュエルシードへと向かう。
ジュエルシードが防衛機能によって根を急成長させ妨害に出るが、もともとほとんど魔力の入った風船状態だった根は、本来物理的には何の効果も及ぼさない魔力の塊によってかき消された。

そしてヒット。

ジュエルシードは何もできない。ただ断末魔のように青く輝きを撒き散らすだけだ。
数百mの距離からでもなのははしっかりと手ごたえを感じていた。遠距離からの狙撃は今までの封印より威力は小さかったが、それでも数秒、押し切れば終わりだ。

「いける!」

ジュエルシードの輝きが徐々に弱まる。
なのはは勝利を確信してレイジングハートの柄を握り締めた。
しかしその時、なのはの背後から数本の根が襲い掛かった。射撃に集中して反応が遅れたなのはの体に巻きつき、猛烈な勢いで背後に引っ張る。

「そんな、どうして!?」

なのはが背後を警戒していなかった理由はもうひとつあった。さっきから木の根は獰猛にそのテリトリーを広げるだけで、人がいようと物があろうと攻撃はしていない。だから外側に対してアクションはないだろうと踏んでいたのだ。
なのはは知らないが、先に発動させたジュエルシードは「少年に対する危険の排除」と「邪魔のない二人の世界」を実現するべく暴走していたので、この予想は的をついていた。佐々木という少女の内向的な性格も、攻撃的積極性を極力押さえる方向に作用している。

だが同じジュエルシード、同じ木だから、同じ作用しかしないだろうというのは早合点だった。
ジュエルシードの原動力となる人間が違うのならば、当然その作用も別になる。
偶然にもアリサの望みは「邪魔のない二人の世界」であり、先に発動した望みと非常に似通っていたが(二つが影響しあったのも大きい)、「二人」の内容は決定的に異なっている。

少女が望んだのは極近距離にいた宮本少年。
それに対してアリサが望んだのは高町なのはであり、なのはの捕獲が優先とジュエルシードは判断した。

もちろん少女のような容姿にかけては日本でも右に出るもののいない我らがなのは少年は、女心にかけては日本でも右に出るものがいないほど疎い。それが頭脳明晰ななのはが誤判を犯した唯一にして最大、かつ解決しようのない原因である。

木の根に巻きつかれ、ひびの入った骨を圧迫される激痛を味わいながら、なのはは大いにあせっていた。


――――――――――――――――――――――――――――――


「やっと更新できたみたいだね」
「かんちょーさん、以前の二日に一回更新ペースに戻ってる気が……」
「ん、今回はそうでもないみたいだよ。なんかブログの管理ページに入れなかったらしい」
「ふーん」
「管理側が調子悪いのか回線の調子が悪いのかはわからないけどね」
「でも、短いのに変わりはないよ」
「これは新聞とかに連載されてる小説を参考にしたみたい。大体原稿用紙二枚半。一週間で一話分くらいにはなるよ」
「塵も積もれば山となる、かぁ」
「理想としてはニュースサイトやりながら連載やりたいみたいなんだけどね。どうにも時間が足りないみたい」
「あれもこれもやろうとするから大変になるんだよ。かんちょーさんは無能なんだから無茶しちゃダメだよ?」
「……途中のやつは聞かなかったことにするよ」
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